茶あそび 彩茶会・公式WEBサイト  TOP 問い合わせ    

川越名物 川越藩火縄銃鉄砲隊による甲冑茶席 

 すっかり川越名物となった甲冑茶席、今回、17日は勇壮な雰囲気の本丸御殿、18日は雅な氷川神社舞殿と2か所での開催となりました。床には大鎧を飾り、竹を使って手作りした道具で鎧武者がお点前を行いました。お運びは武士の正装「狩衣」を着たちびっこ武者や女流武者でお客様の人気を集めていました。
 鎧兜は席主である寺田図書助勝廣氏の自作で、ちょうどNHK大河ドラマの舞台である源平時代の様式を再現したもの。

(上の写真が本丸御殿、下が氷川神社での茶席)




旧鶴川座の妖怪茶席

 旧鶴川座では、おなじみの妖怪たちがお化け茶碗でお茶を点てる妖怪茶席が行われました。
 「皆さん、この席は写真も声援もご自由です」で大人も子供も大興奮!妖怪たちが掛け合い漫才のようにユーモラスなやり取りで、お茶が点つ頃は、ウエディングケーキの入刀の時のように皆、立ちあがってパチパチ撮影していました。新たな川越名物になりそうです




作家、声優、俳優さんによる朗読茶席



 旧川越織物市場の茶席は、昭和30年代の悪戯小僧の物語を聞きながら所沢の煎茶と川越の芋菓子をいただきます。ここの建物は、その頃の時代にタイムスリップしたような錯覚になりました。朗読はこの物語の作者やプロの声優さんや俳優さんです。特に日本では非常に少ない全盲の女優、美月めぐみさんの点字の台本での朗読には大変感動していました。



ときがわ町・慈光茶の茶席

 中央公民館分室では17日にときがわ町の茶席がありました。ときがわ町は川越茶と並ぶ古いお茶の産地で、「慈光茶」と呼ばれていました。最近では「ときがわ茶」のブランドで生産しています。
 今回は木工協同組合の荒井保雄氏による、都幾川ブランドの建具、家具など、木工のお話しを聞きながら、ときがわ町のお菓子とお茶をいただく素朴で和気あいあいとした茶席でした。




時の鐘(落栗庵)の茶席

 時の鐘の傍らにある落栗庵でも17日、18日の両日、茶席が開かれました。この席は席主も町内からの参加、お菓子も町内の店のものでした。ここは薬師神社の境内にあり、お参りしてから茶席に入るとご利益がありそうです(ちなみにこの神社は目に霊験があると古くから有名でした)。時の鐘は川越のシンボルで多くのお客様で賑わいました。
 お茶席には艶やかな着物姿のお嬢さんが多く参列されました。最近は若い女性の間で着物が流行っているようです。川越のきものNPO「変身処・美々庵」では着物をお貸しして着付けしてさしあげました。茶の湯の雰囲気も出て大変好評でした。